2012.04.04pickup01

市シルバー人材センター

「公益社団法人」として出発

大型連休の「由良川花壇展」を初主催

市シルバー人材センター

事務局に新看板を設置する松本理事長(右)と渡辺哲夫事務局長=並松町で

市シルバー人材センター(松本哲郎理事長)は、1日から「公益社団法人」として新たなスタートを切った。昨年度末で解散した市みどり公社の緑化推進事業を引き継ぐ同センターは、青野町の由良川花庭園で今月29日から5月3日まで行われる「由良川花壇展」を初めて主催する。

高齢者の就業機会の提供などを目的とした同センターは、昭和62年に設立。社団法人だった同センターは公益法人制度の改定に伴って昨年、「公益社団法人」へ移行するための事務手続きを行い、府の認可を受けて4月1日から正式に改組した。

同センターは今年度からの事業拡大などに伴い、事務局の組織を一部変更。経理・庶務担当と業務担当に加え、緑化担当を新設した。また、2日には並松町の市民センター地下にある事務局の看板も更新した。看板の揮毫(きごう)は会員の上原富貴子さん=上延町。

松本理事長は「『公益』という文字が頭に入ることで、これまで以上に組織に責任感が問われるようになる。今年度から新たに取り組むことになる由良川花壇展では、昨年と変わらないようにスムーズな運営をしていきたい」と話していた。

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