2012.04.02pickup01

〝野焼き〟での火災相次ぐ

3月27日~29日に3件発生

睦寄町では男性1人焼死

火災相次ぐ

3月29日に発生した上林川河川敷の火災現場(睦寄町で)

綾部市内で3月27日から29日にかけて火災が相次いだ。いずれも出火原因は、たき火と岸焼きによるもの。乾燥して風の強い日も多いこの時期、市消防本部は火の取り扱いに一層の注意を呼びかけている。

27日の火災は午後3時22分ごろ、十倉名畑町で発生した。個人が休耕田の雑草を焼却していたところ、約1100平方㍍に火が燃え広がった。建物への延焼やけが人はなかった。

29日の火災は午後0時27分ごろ、岡安町で発生。個人が畑の雑草を焼いていたが、その火が隣接する田んぼの法面に燃え広がり、約1500平方㍍を焼いた。けが人などはなかった。

更に同日午後4時ごろ、睦寄町でも火災が発生した。地元住民4人が害虫駆除のため、上林川河川敷で岸焼き作業を行っていた。時折、強風が吹く日で、勢いが強くなった火が燃え広がり、約2千平方㍍を焼いた。

民家への延焼はなかったが、現場で焼死体が発見された。

この時期は、各地で害虫駆除のための岸焼きが行われる。市消防本部では「強風の日は避ける」「水バケツなど消火用具を事前に準備する」といったことを広く呼びかけている。

※記事を抜粋。全文は本紙で

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