春を待ちわびて…
和木町の梅林で「梅まつり」
和木町の松原梅林で11日、第15回「和木町梅まつり」(和木町農林業振興組合など主催)が開かれた。今年は雪が多かったため、梅の開花は10日ほど遅れていたが、好天に恵まれたことで会場は市内外から訪れた人たちでにぎわった。
この日は、東日本大震災からちょうど1年を迎えることから、同組合の田中利喜司組合長のあいさつのあと、全員で1分間の黙とうをささげた。
会場に設けられた売店では、「和木梅」の加工品と和木味噌(みそ)が通常より1割引きで販売され、つきたての「草餅」やイノシシ汁なども売られていた。イノシシの肉を使った焼き肉セットも人気で、購入した家族連れらは会場内でバーベキューを楽しんでいた。