薪と炭の利用で地域活性化を!
里山交流大学が1月講座
綾部里山交流大学の1月講座が1月28と29の両日、「薪(まき)と炭のルネサンスをめざして」をテーマに、鍛治屋町の市里山交流研修センターなどで開催された。
28日の講演会では、木質資源の販売などを手掛ける「Hibana(ヒバナ)」(本社・京都市中京区)の代表取締役、松田直子さんを講師に迎え、参加した約50人の市民らに薪ストーブの魅力などが語られた。
講演では、ペレットストーブや薪ストーブの人気で、木質バイオマス(間伐材やおがくずなど)の利用が増えてきているという、現在の京都市内の状況を紹介。
また、「間伐材などの収集・運搬に課題はあるが、木質バイオマスの利用促進は地域の活性化につながる」と述べた。
質疑応答では、参加者から多数の質問が出された。松田さんは自宅での例として、「ペレットストーブの燃料コストはひと冬当たり平均で2万5千円かかる」と答えた。
このほか、「ペレットストーブの場合は、市町村によっては購入に対して助成金がある」ことなども紹介した。