山家の地域振興考えよう!
山崎市長らを講師に講演会
「未来に翔(はば)ばたく山家」をテーマにした講演会が1月29日、鷹栖町の市基幹集落センターで開かれた。
この講演会は、山家地区自治会連合会(西村哲夫会長)の山家地域総合振興計画Ⅱ策定会議(谷口和紀委員長)が、市の「いきいき地域づくり事業」と府の「命の里事業」の補助金を活用して開催した。
開会のあいさつで西村会長は、同会議が中心となって地域振興策について企画、検討している状況にある中、「山家地区では過疎、高齢化で人口が減少しても『心の空洞化』を作らないというのが私どもの考え」と述べた。
第1部では山崎善也市長が「綾部市の地域づくり」を演題に講演。10年前から毎年300~400人減少している綾部市の人口の推移や現状などについてデータを示しながら解説した。
綾部市では今後、65歳以上の高齢者数が5年後をピークに減り始める一方、子どもを含む現役世代の更なる減少が予想されることを踏まえ、山崎市長は現役世代を増やすための施策として定住促進などの事業を重点的に取り組んでいることを説明した。
第2部の講師は、「行政に頼らない村おこし」を目指した活動をしている鹿児島県鹿屋市の柳谷自治公民館長の豊重哲郎さんが務めた。