知恵と勇気と情熱で挑戦を
300人が今年の飛躍誓う
綾部商工会議所の新年互礼会
綾部商工会議所(由良龍文会頭)主催の新年互礼会が4日、西町1丁目のI・Tビルで開かれ、出席した会員企業の代表者ら約300人が今年の飛躍を誓った。
円高などで先行きの不透明感が増す中、あいさつに立った由良会頭は、「今の難局を乗り切るには、付加価値の高いビジネスへの移行や新市場を生み出す現場力の強化、商品開発の促進などに取り組むことが大切。更には地域ごとの産業の特色を生かした地域発展も重要になってきている」と語った。
こうした点を踏まえ由良会頭は、「商工会議所では会員のみなさんが変化をチャンスととらえ、知恵と勇気と情熱を持って新しいことに積極的にチャレンジして頂けるよう、専門家派遣の活用や経営塾を開催するなど、ものづくり支援と人材育成に取り組みたい」と述べた。
また、昨年初めて開催された「あやべB級グルメフェスタ」などを挙げながら、「点から線、線から面へと広がる観光産業としての基盤づくりや新たな賑(にぎ)わいづくりを積極的に推進し、『モノの豊かさよりも心豊かな賑わいづくり』を目指したい」と新年の抱負を披れきした。
続いて、来賓の山崎善也市長と木村学・府中丹広域振興局長があいさつ。四方源太郎府議の発声で乾杯のあと、懇親会が行われた。