大飯原発へ視察研修 山家商工繁栄会
山家商工繁栄会(上野秀巳会長)は26日、研修旅行を行い、福井県おおい町の関西電力・大飯発電所などを見学した。
東日本大震災で福島第1原発の事故が発生したのに伴い、国民的な課題である原発について学ぼうと、同会は今年の研修先として大飯発電所を選んだ。
参加した13人は、同発電所に隣接する「エル・パーク・おおい『おおいり館』」で放射線や廃棄物処理、定期点検などについて話を聴いたあと、バスで施設内を巡った。
視察後、上野会長は「日本の経済発展は原子力による電力に負う所が多い。これからも安全対策をしっかりやってほしいと思った」という。参加者からも「電気のありがたみが改めて分かった」といった声もあった。
この日は、綾部生まれの細野豪志・原発事故担当大臣の同発電所の視察があり、警備が厳しかったそうだ。