地域のスポーツリーダー育成を!
綾高普通科Ⅲ類の3年生
「ダブルダッチ」にも挑戦
綾部高校(下川篤校長)の普通科Ⅲ類(体育系)の3年生たちがこのほど、岡町の本校格技室で2本のロープを使った縄跳び「ダブルダッチ」を体験した。
Ⅲ類ではテーピングやマッサージ、ウエートトレーニングなどの実習や、スポーツ理論の講義などを通して生徒たちの競技力の向上につなげるカリキュラムが取り入れられている。
また、競技スポーツだけに限らず、様々なスポーツを体験することによって、将来的に地域や社会でスポーツリーダーとして活躍する人材を育成することも教育の柱に掲げられている。
Ⅲ類の実習で行われているスポーツはスキーとゴルフ、カヌー。太鼓や野外活動のほか、今年度からは小学生らの間で普及しつつあるタグラグビーなどのニュースポーツも新たに始めた。その一つとして、今回初めてダブルダッチに取り組むことになった。
生徒たちの指導に当たったのは、「ホープ・ダンス・サークル」主宰の近江望さん。近江さんは京都教育大実地指導講師や立命館小学校体育専科講師を務めながら、ダブルダッチの普及活動もしている。
この日は同サークルの小学生6人も来場し、ダブルダッチを実演。生徒たちは今まで経験がないため当初、戸惑いがあったが、ステップの方法などを練習してコツをつかみ、ほとんどの生徒たちがうまく跳べるようになった。
同校体育科では今後、実習種目としてインディアカも採用する予定。