水の事故ないように!
並松町 水難除地蔵尊で祈願祭
並松町自治会(石田富夫会長)は20日、同町の由良川河畔の水難除(すいなんよけ)地蔵尊の前で祈願祭を営み、水の事故から子どもたちを守ることを祈った。
祈願祭では最初に綾部小6年の竹下楓海(ふうか)さんと5年の出口愛華さんの2人が、「いつまでもきれいな由良川を大切にし、一人でも水の事故がないように誓います。お地蔵様も私たちを見守って下さい」と誓いの言葉を述べた。
このあと、正暦寺の玉川正信住職が読経する中、参列者が一人ひとり焼香した。
続いて綾部小6年の坪内絵里子さんと3年の出口淳平君の2人が由良川河畔に花束を供えた。また、長年にわたって同地蔵尊の世話を続けてきた荻野きんさん(94)に感謝状が贈られた。
最後に平成18年4月から2年間、同町自治会長を務めた下西哲朗さんが同地蔵尊の由来と歴史を紹介。昭和29年から祈願祭を行って以降、水の事故は起こっていないことも語られた。