情報発信強化と広域観光を
市観光協会が定期総会
市観光協会(西村之宏会長)は26日、西町1丁目のI・Tビルで平成23年度定期総会を行った。積極的な観光客の誘客に向けて、今年度は情報発信の強化を柱に、近隣組織と連携して広域観光を推進する。
総会の冒頭、西村会長は「東日本大震災の影響で厳しい年になることが予想されるが、明るいニュースとして14日に開園した『綾部バラ園』に多くの人が詰めかけている。新たな観光スポットができたことに協会として喜んでいる」とあいさつした。このあと、今年度予算などすべての議案を承認した。
昨年度は、舞鶴若狭自動車道の無料化社会実験や、好天に恵まれたこともあって観光入り込み客は44万4千人で前年より5%増えた。また、昨年度は初の試みとして体験型観光ツアー(桑の実摘みなど3コース)も実施した。
今年度は継続事業を推進するほか、市と共同でホームページを全面的にリニューアルして情報発信を充実させる。このほか、公益法人化に向けての調査研究を引き続き進める。