どんぐりの家に新しい送迎車
「24時間テレビ」から寄贈
里町でデイサービスセンターなどを運営するNPO法人「どんぐりの家」(藤本浩子理事長)がこのほど、日本テレビ系列のチャリティ番組「24時間テレビ」から送迎用車両の寄贈を受け、7日から使用を始めた。
同法人の利用者の送迎はこれまで、10人乗り車両1台と普通自動車2台、軽4輪車3台の計6台で対応していた。
しかし、昨年5月からデイサービスの定員がそれまでの一日30人から一日35人に増員となり、余裕をもって送迎をするためには車両の拡充が必要になっていた。
利用定員の増員と同時期に、24時間テレビが福祉車両の寄贈希望者を募っていることを知って応募したところ、当選した。今年度は近畿2府4県で45台の車両が福祉施設などに寄贈されたという。
同法人に寄贈されたのは2500㏄の10人乗りの車両。車いすのままで2人まで乗車ができ、車いす用の乗降リフトも備わっている。
同法人では送迎以外にも遠足などの行事にも活用していきたいと話している。