ボランティアが校舎内に折り紙などで「癒しの空間」
綾部中 耐震補強工事の完了に伴って
宮代町の綾部中学校(森川藏校長、622人)で花壇の手入れなどの支援活動を行っている地域住民らが、21日から手作りの折り紙作品と鉢植えの草花を校舎内に飾る活動を始めた。
同校では平成20年度から文部科学省の委託事業「学校支援地域本部事業」で、地域のボランティアが8つの部会に分かれて様々な学校支援活動を行っている。
昨年7月から1億6380万円の事業費で進められてきた同校本館の耐震補強工事が完了するのに合わせ、「殺風景だった校舎内に癒しのある空間を」と、部会の一つ「花ボランティア」のメンバーらが季節にちなんだ折り紙作品などを飾ることになった。
初日の活動には17人が参加。ボランティアの一人、赤井千代野さんからアドバイスを受けながら、4枚の紙を組み合わせ、実際に回すことも出来る独楽(こま)や、今年の干支(えと)のウサギを作った。
出来上がった折り紙作品はシクラメンなどの草花とともに校内の17カ所に置いた。
同部会は今後、約1カ月ごとに折り紙作品などを更新していく予定。