地域の高齢者の暮らし支えよう
生活・介護支援サポーター 今年度2回目の講座開講
隣人関係が希薄化する傾向にある中、見守りや話を聞く側にまわるといった日常的な活動を通して地域の高齢者の暮らしを支える「生活・介護支援サポーター」の今年度2回目の養成講座が14日、西町1丁目のI・Tビルで開講した。
国が平成21年度から始めた「生活・介護支援サポーター(ゴールドサポーター)」事業は、綾部市では市が市社会福祉協議会に運営を委託して実施されている。
講義と実習合わせて20時間の養成講座は昨年度、87人が修了した。昨年9月から10月にかけて5日間の日程で行われた今年度の講座には41人が受講した。市民から再度、講座の開講を要望する声が多くあり、開催されることになった。
今回の講座は1月14日から2月14日までの5日間。冬場で天候が悪くなる日もあって出席しにくい時期にもかかわらず、37人から受講の申し込みが寄せられた。
初日は午前中、受講者同士の交流も兼ねたグループワークが行われた。その中には自分のことを表現した「漢字」を紙に書き、自己紹介し合う実習もあった。
また、前回の講座修了者らは運営スタッフとして参加している。