2014.03.10pickup01

最後の修了演奏会

綾部児童合唱団

36年余の歴史に幕

団員数の減少に伴って

綾部児童合唱団「

保護者と一緒にステージ発表をする団員たち(宮代町で)

綾部児童合唱団の第36回修了演奏会が8日、宮代町の市宮代コミュニティセンターで開かれた。昭和52年に発足してから、同合唱団では多くの小学生たちが合唱を楽しんできたが、団員数が年々減少。今年度は5人で、このうち小学6年生4人が卒団し、1年生1人だけになるため、今回が最後の演奏会となった。

今回の演奏会で5人の団員たちは山口光代さんの指揮、大谷晞深子さんのピアノ伴奏で「ゆかいな牧場」と「ウンパッパ」の2曲に続き、合唱組曲「おかあさんのばか」などを歌った。

また、今月21日に里町の府中丹文化会館で披露されるオリジナルミュージカル「11匹のネコ・中丹へ大冒険」に出演する親子54人の中には、同合唱団の団員5人と保護者も加わっている。

そこで、修了演奏会のプログラムに例年、組まれている保護者たちの発表は今回、親子で練習している「11匹のネコ」が取り入れられ、親子一緒にダンスも交えながら、ステージ発表した。

演奏会後、同合唱団の指導に当たっている山口さんは、団員数が少ないことからOBらの協力を得て、昨年のジュニア文化祭や市民合唱祭などに出演したことを振り返りながら、「少ない人数だったが、みんな頑張ってくれ、歌が好きになったことが本当にうれしい」とあいさつした。

最後に「旅立ちの日に」を団員と保護者、来場者ら全員で歌い、締めくくった。

 

 

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