2013.06.28pickup02

泰山木の花が芳香放つ

楞厳寺 ハスも順調に成長

館町の楞厳寺で泰山木が開花し、訪れる人を楽しませている。

楞厳寺で開花した泰山木の花(舘町で)

 舘町の真言宗楞厳寺(為広哲堂住職)の敷地内では、芳香がある「泰山木(たいさんぼく)」の花が開花しており、訪れる人たちを目と鼻で楽しませている。

 モクレン科の泰山木は、北米中南部が原産。5月から7月ごろにかけてお椀(わん)型の白い花を咲かせる。花は芳香剤の材料にも使われる。

 同寺には参道の出入り口付近と本堂の左手側に泰山木の古木が1本ずつあるが、いつごろどのような経緯で植えられたのかは分からない。

 ツツジやハスで知られている同寺だが、泰山木の花を目当てに訪れる人もいる。泰山木の花は、7月上旬まで見られるという。

 また、楞厳寺ではハスの成長も順調で、花の開花も見られる。ハスは昨年から、同寺のそばにある田んぼ(面積15・6㌃)を利用して栽培されている。

 田んぼには、同寺の「ハス池」にあったハスを移植したほか、昨年5月に舘町出身の檀家の女性から、「亡くなった家族の供養になれば」と寄贈された1千株のハスも植えられた。同寺によると、ハスの見頃は7月初旬からになりそう」。

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