「ここらへんの教科書」第2号が完成
移住者の体験談楽しく紹介
あやべ市民新聞社(本社・大島町、高崎忍社長)が移住希望者のガイドとして独自にシリーズ発行するパンフレット「ここらへんの教科書」の第2号がこのほど完成した。綾部での暮らしに興味がある人、田舎暮らしに関心がある人が移住実現までのハードルを少しでも取り除き、はじめの一歩を踏み出すための手助けとなることが狙いだ。
「田舎暮らしのここらが不安!」と題し、移住には興味があるが不安も多いという声に答えるQ&A形式のコーナーや「綾部あるある体験談」として、綾部に移住した人の体験談をユーモアを交えて紹介する一コマ漫画など、移住希望者の観点に立った内容が盛り込まれている。
今後は季刊ペースでの発行を目指しており、紙面の内容をさらに充実させてインターネットでも閲覧できるようにホームページの制作も並行して進めている。
パンフレットはA4判両面カラー印刷の四つ折りで2千部を印刷。市役所や飲食店、農家民宿など市内各所に設置しているほか、京都市内や大阪などの都市部へも配布しており、一人でも多くの人に手に取ってもらえるよう今後も各方面へ発信していく。
本紙ではこのパンフレットを移住者の受け入れを積極的に押し進めていく「移住立国プロジェクト」の皮切りと位置づけている。行政、企業、団体、市民個人にいたるまで、綾部市全体にその波紋が広がっていくことに期待している。