今年も「もみじまつり」
安国寺は14日、大本は19~21日
23日は黒谷でも盛大に
駅前通のあやべ観光案内所に近隣の紅葉情報が掲示されるなど、紅葉が美しい季節となってきたが今年、市内では3カ所でもみじ祭りが開かれる。いずれも音楽演奏や大道芸、模擬店など盛りだくさんな内容で主催者側では多くの市民の来場を呼びかけている。
市内で最初に開催されるのは14日午前9時~午後3時に安国寺町の安国寺で開かれる「もみじ祭り」(同まつり実行委主催)。
当日は大道芸や太鼓演奏、琴や尺八の演奏があるほか、国の重要文化財である木造地蔵菩薩半跏像などの仏像も公開する。問い合わせは同実行委事務局へ。
今年で3回目の「綾部もみじまつり」(同まつり実行委など主催)は19~21日の3日間、本宮町の大本神苑で。連日、日没から午後9時頃まで神苑内の紅葉がライトアップされるほか、大本通り商店街では行灯(あんどん)が灯(とも)される。
20、21の両日の昼間には神苑内の各所でリコーダーやオーボエ、インド古典音楽、大正琴の演奏が行われるほか、各種模擬店なども。入場無料。詳しくは綾部商工会議所へ。
23日の午前9時~午後4時には黒谷町の黒谷和紙会館の周辺で「黒谷和紙ともみじ祭」(黒谷自治会、黒谷和紙協同組合、黒谷和紙青年会主催)が開かれる。
同祭は黒谷自治会らが数年前から催してきたが、大々的な宣伝はせず、地域や近隣の人などが訪れる程度だった。今年は主催者に黒谷和紙青年会も加わり黒谷和紙を多くの人に知ってもらおうと、盛大に開くことにした。
当日は町内の熊野神社境内で模擬店などを出店する。午後1時半からは森美和子さんの篠笛演奏会も。演奏会での森さんの衣装は黒谷和紙製。
このほか、1回500円の紙すき体験や和紙製品の展示販売、1回100円で、はがきの型染めなど様々な催しが計画されている。詳しくは黒谷和紙協同組合へ。