戦後65年記念し慰霊祭
綾部地区戦没者慰霊塔奉賛会
神宮寺町の千手院境内にある「忠魂碑」前広場で5日、綾部地区戦没者慰霊塔奉賛会(西村保宏会長)は戦後65年を記念した慰霊祭を開いた。
昭和3年11月に帝国在郷軍人會(かい)綾部町分會が建立した忠魂碑には、西南の役や日清・日露戦争、満州事変、第2次大戦で戦死した旧綾部町出身者467人の名前が刻まれている。
慰霊祭には山崎善也市長や佐々木幹夫府議、堀口達也市議、安藤和明市議ら来賓を含め、約60人が参列。木原法道住職の読経や献花に続き、西村会長が平和への思いを語り、山崎市長が追悼の言葉を述べた。また、参列者が一人ひとり焼香した。
同会は今年、戦後65年の記念事業として忠魂碑に通じる砂利道を舗装した。