「仁王のむら」今月で閉村
30年以上の歴史に幕
地域活性化に励んだが時代の波に飲まれ決断
数々のユニークな地域おこし事業で、30年以上にわたって奥上林地区を活気付けてきたミニ独立国「仁王のむら」(岩上謙一村長)が、今月末に「閉村」する。「税金」(年会費)を納める「村民」がピーク時の2割以下まで落ち込んで「財政」が厳しくなる中、「赤字を増やして外に迷惑をかける前に」と下した決断。開村時から携わってきた岩上村長(67)は「関係者にとって良い思い出でいられるうちに幕を引きたかった」と心境を語る。
※詳細は紙面で。