2014.02.19pickup01

成年後見制度など学ぶ

市精神保健家族会 3回シリーズで

市精神保健家族会は3回シリーズで成年後見人制度などについての研修を市保健福祉センターで行った。

成年後見制度などについて説明をする霜澤さん(正面左から2人目)=青野町で

親が亡くなったあと、子どもたちが地域で生活し続けるために、親として今やっておくべきことは? 市精神保健家族会(木村勤会長)は、昨年12月から3回シリーズで成年後見制度などについての研修を青野町の市保健福祉センターで行った。

講師を務めたのは市社会福祉協議会の職員、霜澤太さん。社会福祉士の霜澤さんは昨年に開設した「あやべ生活サポートセンター」の主任で、市民から暮らしに関する悩みの相談などを担当している。

今月14日に開かれた最終の研修には約10人が参加。霜澤さんは、これまで2回の研修内容を振り返りながら、同センターで実施している市社協の各種事業の概要を説明した。

その中で、判断能力が不足している高齢者や精神障害者らの生活費の管理などを行う「福祉サービス利用援助事業」と、成年後見制度との違いなどについて解説した。

成年後見制度の利用を希望する場合、制度の内容や手続き上で不明な点があれば、「サポートセンターで支援させていただく」と述べた。

このあと、参加者から財産の贈与や管理などについて質問も出された。

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