「女声アンサンブル」
「楽典をまなぶ」
音楽の2講座開講
府中丹文化事業団
府中丹文化事業団は、平成26年度の新規事業として、専門性が高い2つの音楽講座を開講する。いずれも講師は、綾部出身の大阪音楽大学名誉教授、阪上和夫さんら。同文化事業団は、合唱や吹奏楽などのレベルアップを図りたいと考えている人らの受講を呼びかけている。
4月15日から来年3月17日まで計12回行われる音楽講座は「楽典をまなぶ」。「楽典」とは、楽譜や音楽全般にかかわる約束事のこと。この講座では用語や音程、調性、和音といった音楽関連の知識を得ながら、楽譜の見方を学ぶ。
講座は毎回午後7時から2時間で、会場は里町の府中丹文化会館練習室。受講対象は高校生以上、受講料(教材費込み)は1万2千円。申し込みは4月1日までだが、定員25人になり次第、締め切る。また、4月1日には説明会も行われる。
もう一つの講座は「日本のうた♪ 女声アンサンブル」。開講日は6月4日で、来年3月18日まで計20回、府中丹文化会館で行われる。
講師は阪上さんと、大阪音楽大演奏員で発声サークル「カメラータMIKI」主宰の氏家美紀さん。
高校生以上の女性を対象にしたこの講座では、日本語の母音と子音の特性や音の響きのメカニズムを考え、発音や発声法を学びながら、童謡や唱歌を中心にした「日本のうた」の合唱を楽しむ。
時間は毎回午後7時から同9時まで。受講料(教材費込み)は1万円。定員20人。申し込みの締め切りは4月30日。
各講座の受講申し込みと問い合わせは同文化事業団(電話42・7705)へ。