大本節分大祭3日夜から長生殿で
豆まきは4日未明
甘酒の無料接待
福引、うどんも
「鬼は内、福は内」という掛け声で豆まきをする宗教法人大本(出口紅教主)の節分大祭は3日夜から4日未明にかけて、上野町の長生殿を主会場に催される。
大本の年間の一大行事でもある節分大祭の運営には全職員約60人がかかわる以外に、大本・亀岡本部や全国から信者ら合わせて約400人の人たちが協力する。
3日午後5時半から、長生殿前広場で甘酒の無料接待があるほか、みろく殿前広場では空くじなしの福引やうどん(400円)の模擬店も設けられる。
同7時半にはみろく殿前広場であやべ太鼓保存会による「奉納太鼓」。長生殿では2人の舞姫が鈴を持って舞う「大潔斎(だいけっさい)神事」や「人型大祓行事」などが行われる。
大潔斎神事は宇宙や世界の国々、地域といった天地間の邪気、妖気を払拭(ふっしょく)する神事。人型大祓行事で災い除けが祈願された人型は、素焼きの壺に入れられ、全国から集まった瀬織津姫(せおりつひめ)(100人)たちによって並松町の綾部大橋まで運ばれ、和知川(由良川)に流される。
この壺を抱えた瀬織津姫が行列になって大本を出発する時刻は、3日午後11時と4日午前2時半の2回。このあと、長生殿で豆まきが行われる。節分大祭は同4時半に終了する予定。