第2工場操業は来夏
京セラ綾部工場で報告会
味方町の京セラSLCテクノロジー京都綾部工場(今村和幸工場長)による年1回の「CSR経済・社会・環境報告会」が、25日に同工場で開かれ、地元の行政関係者や住民、取引業者38人が、CSR(企業の社会的責任)に関する同社の取り組みについて報告を受けた。
この報告会は、「京セラフィロソフィ」に基づきCSRを実践する同社が地域のステークホルダー(利害関係者)とのコミュニケーション強化を目的に毎年開催している。
この日は、今村工場長のあいさつに続き、会社案内DVDの上映、経済、社会、環境に関する最新の活動報告などが行われた。
同工場についての報告では、現在従業員285人(正社員225人)のうち綾部出身者が76人いるなど地元雇用に貢献していること、排水処理汚泥や産業廃棄物の有価物化によって環境に配慮していること、今年も市内4小学校で環境出前授業を実施したことなどが説明された。
また、建設中の第2工場については来年夏操業予定で、携帯電話端末やデジカメなどに使う小型・薄型化した基板などの製造を行うことなどが説明された。