2013.08.26pickup02

観光やな 組み立て完了

山家観光やな漁保存会

9月1日からオープン

8日には鮎まつりやコンサートも

山家観光やな漁

小雨が降る中、やなの仕掛けを組み立てる関係者ら(24日、下原町で)

 あやべ山家観光やな漁保存会(林重雄会長)は24日、今年も9月1日から1カ月間開催する「やな漁」に向けて」、下原町の由良川で「やな」の組み立て設置作業を行った。

 やな漁は、川にすのこ状の「やな」を仕掛ける伝統漁法。同保存会はこれを観光資源として復活させ、今年で22年目になる。

 この日は、心配された雨も小降りで済み、保存会会員と袖山重機興業、有明オートの関係者ら13人が午前6時に集合。重機を使って金属製の杭を左右8本ずつ打ち込み、そこに鉄パイプをすのこ状に並べて、大掛かりな仕掛けを組み立てた。

 恒例の「鮎(あゆ)まつり&ふれあいコンサート」は、9月8日午前11時から下原町の由良川左岸で開催。太鼓演奏や歌謡ショー、カラオケ大会、演歌歌手・岡田ひさし(神戸)によるふれあいコンサート、魚つかみ大会などを予定している。

 林会長は「今年は雨が少なくて鮎の育ち具合が心配されたが、多くの量を用意できそう。楽しい企画も用意しているので、たくさんの方にお越し頂きたい」と多くの来場を呼びかけている。

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