観光やな 組み立て完了
山家観光やな漁保存会
9月1日からオープン
8日には鮎まつりやコンサートも
あやべ山家観光やな漁保存会(林重雄会長)は24日、今年も9月1日から1カ月間開催する「やな漁」に向けて」、下原町の由良川で「やな」の組み立て設置作業を行った。
やな漁は、川にすのこ状の「やな」を仕掛ける伝統漁法。同保存会はこれを観光資源として復活させ、今年で22年目になる。
この日は、心配された雨も小降りで済み、保存会会員と袖山重機興業、有明オートの関係者ら13人が午前6時に集合。重機を使って金属製の杭を左右8本ずつ打ち込み、そこに鉄パイプをすのこ状に並べて、大掛かりな仕掛けを組み立てた。
恒例の「鮎(あゆ)まつり&ふれあいコンサート」は、9月8日午前11時から下原町の由良川左岸で開催。太鼓演奏や歌謡ショー、カラオケ大会、演歌歌手・岡田ひさし(神戸)によるふれあいコンサート、魚つかみ大会などを予定している。
林会長は「今年は雨が少なくて鮎の育ち具合が心配されたが、多くの量を用意できそう。楽しい企画も用意しているので、たくさんの方にお越し頂きたい」と多くの来場を呼びかけている。