鳥居の再建祝って祭典
位田町の御手槻神社
今春の強風で倒壊
3月18日午前、綾部市全域で「春一番」の強い風に見舞われる中、同神社では木製の鳥居(高さ約4㍍、幅約3㍍)が根元部分から折れた状態で倒れ、壊れた。倒れた方向が参道の階段側ではなく、境内側の空き地だったこともあり、他の建造物への被害がなかった。
鳥居の再建に向け、筆頭総代の門孝廣さんや総代の田中晃さん、四方兼雄さんら神社役員が相談。氏子らに再建計画を諮り、以前に境内の石垣の修理をした時の残余金を鳥居の再建費用に充てることにした。
新しい鳥居は石製に変更。サイズは以前と同じにした。また、以前の鳥居の建立時期は今まで定かでなかったが、鳥居の額を調べた結果、寛政12年(1800)に建てられたことが分かった。
この日の祭典には地元の区長や自治会長、元総代、氏政神社の総代ら合わせて20人余りが参列。鳥居の完成を喜び合った。