ご用の方は東玄関へ
市本庁舎の改修工事始まる
市役所本庁舎(地上4階地下1階)の耐震補強・機能改善改修工事がこのほど、本格的に始まった。庁舎の玄関前は工事用のバリケードで囲われているため、来庁者の出入りは主に東玄関に限られている。
玄関横にあった電話ボックスは一時的に撤去されたほか、郵便ポストも「河川情報表示板」のそばに移設された。バリケードが設置された状態での工事は、来年春ごろまでかかる見込み。
市が今年度から2カ年事業で行う本庁舎改修工事の総事業費は約3億9千万円。耐震補強工事では、庁舎の外部に補強材のフレームを取り付けるほか、庁舎内の1階と2階の計5カ所に鋼製の柱を加える。
機能改善改修工事では、本庁舎と東庁舎、西庁舎にエレベーターを各1基新設する。窓口カウンターの改修や庁舎内の照明をすべてLEDに交換、非常用電源施設の整備などが計画されている。
工事中は本庁舎玄関前の駐車場が使えないため、市では職員用駐車場にしていた庁舎北側駐車場を来庁舎用に変更した。東駐車場はこれまで通り利用可。
庁舎の外部(玄関側)に補強材のフレームを取り付けるとその分が出っ張るため、玄関前のスロープも形状が変わる。改修後に再度、電話ボックスが設置される。
耐震補強・機能改善改修工事の工期は、来年6月30日まで。