摘採機を使って茶葉の収穫作業
府立農大校の茶業経営コースの学生ら
位田町の府立農業大学校(松井実校長)では茶業経営コースの学生たちが製茶の実習に励んでおり、21日には「摘採機」を使って茶葉の収穫作業に取り組むなどした。
同コースの1、2年生9人は、約1ヘクタールの茶園で「やぶきた」「ごこう」などの品種の茶を栽培している。
製茶実習は今月14日から始め、2週間ほど続く。学生たちは茶葉を摘み取るとその日のうちに校内の製茶施設で加工する。
生葉を蒸したあと揉(も)みながら乾燥させるなどして、煎茶(せんちゃ)と玉露に仕上げる。2年生の村上大輔さん(24)は「茶作りは1年中手がかかる。霜の時期には神経を使いました」と話していた。
同校では完成した煎茶と玉露は販売もする。