2013.03.04pickup01

最優秀は川村英和さんら

市消防本部が競技形式で訓練

市消防本部の特別救急訓練

審査員が周りを囲む中、救急活動を行う隊員ら(味方町で)

 綾部市消防本部(荒木敏文消防長)は1日、救急活動の技術向上を目的とした「特別救急訓練」を行い、救急隊6隊の計22人が参加した。訓練は競技会形式で行い、第4組(川村英和さん、中谷達哉さん、八木辰之介さん、小川凌さん)を最優秀賞として表彰した。

 同消防本部では、3年前から競技会形式の救急訓練を行い、日ごろの活動成果を披露するとともに、互いの技術を高め合っている。

 この日は「狭心症の80歳の男性が呼吸なしの状態で倒れている」と通報を受けたとの想定で、訓練を実施。

 輸液や薬剤投与などの「特定行為」ができる救急救命士を含む救急隊、含まない救急隊の2種類に分かれ、計6隊が訓練に当たった。

 リモコン操作で心肺の状態を変えられる人形を使い、刻々と状況が変化する「患者」に本番さながらの緊迫感を持って対応。訓練の様子は、担当長以上の9人が審査し「観察」「処置」「接遇」「時間」などを厳しく確認して各隊を順位付けした。

 

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