岩を割り、化石探しも
親子おもしろ科学実験教室
府総合教育センターが主催する「親子おもしろ科学実験教室」が8日、川糸町の府総合教育センター北部研修所で開かれた。参加した小学生たちは、会場に設けられた化石探しなどのブースを回って科学の面白さを体験した。
今年で13回目となる同教室には416人(160家族)の応募があり、この中から抽選で府北部に住む224人(86家族)が選ばれた。
「なるほどサイエンス」と題した科学実験のステージでは、劇を交えた形で大気の力で空き缶をつぶす実験などがあり、子どもたちを楽しませた。このあとは、府立工業高校の生徒たちが大会に出場する競技用ロボットを実演した。
また、会場内に7カ所設けられた実験ブースには、市天文館・パオや京都大学総合博物館などが協力。うち、工具で堆積(たいせき)岩(宮津市の世屋高原産)を割って化石を探すブースでは、ブナなど約1600万年前の植物化石を見つける子どもたちがいた。