明治維新時の日記を教材に
古文書教室で口上林の歴史学ぶ
武吉町の市健康ファミリーセンターで先月22日から今年度の古文書教室が始まり、口上林地区の住民らが古文書を通して地元の歴史を学んでいる。
平成17年3月末に閉校した十倉名畑町の口上林小学校の旧校舎には同年11月、口上林郷土資料室も開設された。展示資料の中には古文書もあることから、同資料室管理委員会(永井忠之委員長)は平成20年から毎年、古文書教室を開いている。
今回はテキストとして、山家藩の十倉領代官だった岩本忠左衛門が記した日記のうち、慶応4年(1868)の明治維新の頃のものを使用。29日に行われた教室に参加した住民7人は、綾部史談会副会長の川端二三三郎さん=十倉志茂町=が書き下した文と照らし合わせながら、コピーされた原文を読み進めていった。
今年度3回目の古文書教室は9月5日に行われる。
※記事を抜粋。全文は本紙で。