高校生の広島での体験発表も
平和のための綾部戦争展
第24回「平和のための綾部戦争展」(同展実行委員会=安富政治実行委員長=主催)が13日から3日間、綾中町のアスパAホールで開かれた。
会場には、市民らから提供された戦争に関する物品や綾部市内の戦没者の名簿などが展示された。今回は「原発の危険性を問う」と題し、福島第一原発の事故による放射性物質の拡散状況の地図も張り出された。
最終日の15日は、「ふりそでの少女像をつくる会・みらいいろ」の高校生たちによる発表もあった。発表したのは、綾部高校2年の新庄沙穂さんと福知山高校1年の大槻いさなさん、同校2年の荒川清明君、福知山成美高校3年の足立大志君の4人。
4人は8月4日から2泊3日の日程で広島市を訪れ、全国高校生平和集会や原水爆禁止世界大会に参加。事前学習で福知山市の芦田晃さんから話を聞き、67年前の原爆投下時に芦田さんが歩いたコースを自分達も実際に歩き、感じたことを話した。