地震で庁舎が損壊したら…
綾部署で災害警備訓練
綾部署(新谷泰宏署長)は27日、地震によって宮代町の庁舎が損壊したことを想定した災害警備訓練を行った。
同署中庭で実施された訓練には、府警本部の機動隊と災害発生時に編成される機動装備隊からの計6人を加えた23人が参加。
署員らは災害警備本部として利用するエアーテントの設営を始め、エンジンカッターを使った鉄パイプの切断や、防護服の装着といった訓練に取り組んだ。
仮設された災害警備本部では、衛星携帯電話を使って綾部市の災害対策本部に連絡を取り、情報収集する演習も行われた。
今回の訓練を視察した綾部警察署協議会の委員の一人は、「災害警備本部の立ち上げは、短時間に本部が機能する状態に至り、良くできたと思う」と話していた。