府の今年度当初予算の公共事業 綾部関係分
物部町「五差路」本格工事へ
府はこのほど、平成24年度当初予算にかかわる中丹広域振興局管内の公共事業(土木、農林水産関係)の実施個所と事業費を発表した。土木関係は223カ所、前年度比2・2%減の48億2500万円を計上。農林水産関係は35カ所、54・9%増の11億5800万円の事業費となっている。
綾部市内の主な土木関係の事業は、府道と市道が複数交わる物部町の「五差路」の改良工事に7千万円を計上し、本格工事に入る。今年度は物部大橋の架け替えに向け、府道綾部大江宮津線と府道物部梅迫停車場線とをつなぐ迂回路(うかいろ)を整備する。
更に、府道綾部大江宮津線と府道物部西舞鶴線が交わる190㍍区間で交差点改良と道路築造工事に入る。この付近では現在、資材置き場などに使う仮設ヤードを整備しているほか、市が上水道と農業集落排水の管路敷設工事を先行して行っている。
一方、農林水産関係の主な事業をみると、物部町の早間池と西原町の堂の奥池の改修工事の事業費は、それぞれ新規で1500万円と1千万円。今年度は実施設計を進める。
※記事を抜粋。詳細は紙面で。