綾部町区仏教会が「花まつり」
華やかに稚児行列
綾部地区10カ寺でつくる「綾部町区仏教会」(幹事寺院=千手院)は釈迦(しゃか)の誕生を祝う「花まつり」行事を29日、西町アイタウンで執り行い、3番街から1番街までを稚児らが練り歩いたほか、I・Tビル前で法要を営んだ。
釈迦が生まれた時、母親のわきの下から現れたと伝わる白い象の山車を引きながら、33人の稚児とその保護者、各寺院の僧侶や総代などの一行は、ゆっくりと通りを進んだ。我が子の「晴れ姿」を写真に納めようと、沿道にはカメラを構えた人の姿もあった。
行列終了後には厳かに「東日本大震災犠牲者追善供養法会」が営まれたあと、「花まつり法要」に。読経が流れる中、稚児たちが釈迦像に甘茶をかけるなどして祝った。