里町―位田町間、交通難解消へ
府道舞鶴綾部福知山線のバイパス開通
府中丹東土木事務所が里町の白波瀬橋北詰めから位田町の八田川橋付近まで、由良川右岸の堤防沿いで整備を進めていた府道舞鶴綾部福知山線のバイパス道路が完成。20日午後に供用開始となった。
バイパス道の建設は府道の交通難解消が目的。里町の市水道事業所付近の同府道は、曲がりくねって見通しが悪いうえ、幅員が5㍍前後と狭いため、車のすれ違いもしにくかった。
延長640㍍のバイパス道の道幅は6・5㍍。市道味方里2号線と府道綾部インター線が交わり、十字路になる白波瀬橋北詰めの交差点には、新たに右折レーンを設けるなど改良された。総事業費は約6億円。
バイパス道を位田町から東進してきたドライバーは「道が広くなって走りやすい。このまま真っ直ぐ国道まで行けるのも便利」と話していた。