光明寺で1年生の歓迎会
上林小 大般若経転読法要も見学
国宝「二王門」の写生も
八津合町の上林小学校(平尾俊美校長、41人)の全校児童が18日、「大般若経転読法要」が営まれた睦寄町の真言宗光明寺を訪れ、伝統ある仏事の見学などを通して上林の歴史や貴重な文化財について知識を深めた。
本堂前にまだ少々雪が残る同寺を子どもたちは、バスに乗って訪問。境内で行われた1年生の歓迎会では、6年生が同校オリジナルの「二王太鼓」を披露したり、全員で「じゃんけんリレー」や8班に分かれてウオークラリーにチャレンジするなどして交流した。
大般若経転読法要が執り行われるこの日は毎年、奥上林青年団(福井要介団長、11人)が境内に菓子や飲み物、おもちゃなどの模擬店を開いている。
今年も模擬店がオープンすると、500円のお小遣いを手にした子どもたちは思い思いに買い物を楽しんだ。
また、児童たちは国宝の「二王門」の写生にも取り組んだ。