イチゴ栽培再開に協力を
エフエムあやべ 宮城・山元町の手拭い販売
被災地の障害者福祉施設で働く人たちが地元特産のイチゴを描いた手拭(てぬぐ)いを売って応援しよう! 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県亘理郡山元町を震災直後に訪問した縁でコミュニティーFM局・エフエムあやべ(井関悟社長)が、同町の共同作業所が作った手拭いを綾部でも販売する。
この作業所は同町社協が運営する「工房地球村」(田口ひろみ代表)。昨年5月に綾部市社協の役員らと井関社長が支援ニーズを調べるため地球村を訪れ義援金や綾部茶、ラジオなどを携えてボランティア活動をしたことから交流が生まれ、先月に地球村から近況報告と手拭いが届いた。
多くのイチゴハウスが流れた同町では地球村で作ってきたイチゴジャムの原料確保が困難なためイチゴを描いた手拭いを売って主な収入源にしている。
そこで同社は、この手拭いを11日に綾部で開かれるボランティア交流会などで代理販売する事業「いちごものがたり」を計画した。
「地球村手拭い」は2種類あり1本1050円(税込み)。問い合わせはエフエムあやべ(電話42・9988)。