武吉町で炊き出し訓練
春の全国火災予防運動で
「春の全国火災予防運動」期間中の4日、武吉町自治会(坂田充会長)の自主防災会は地元の八幡宮境内で炊き出しの訓練に励んだ。
自治会長が会長を務める自主防災会は昨年4月に発足し、年末に一度、炊き出し訓練に取り組んでいる。今回は4日に市消防団口上林分団(澤田道郎分団長)が同町内で消防訓練を実施したことに併せて、再度行った。
炊き出し訓練には坂田会長ら自治会役員のほか、婦人消防隊員の女性や女性グループ「ひだまり会」のメンバーらが参加。
午前7時から女性たちは屋外に据え付けた釜で米を炊き、おにぎり作りに奮闘。災害時にはプロパンガスが使用できないことも想定し、燃料には薪(まき)を用いた。
訓練で自治会役員たちは火災の状況を把握して避難誘導の方法を学ぶなどした。訓練後、消防団員たちには、炊き出しのおにぎりがふるまわれた。