パブリックコメント募集
市高齢者保健福祉計画に関して
1月10日まで
市は、11月の市高齢者対策推進協議会で示された「第6次市高齢者保健福祉計画」の中間案について、市民からパブリックコメント(意見公募)を求めている。募集期間は来年1月10日までで、寄せられた意見は最終案の取りまとめの際に反映される。
「第6次市高齢者保健福祉計画」は、高齢者が安全・安心に暮らせる地域社会を目指すための指針。現行計画が来年3月で終了することから、平成24年度からの3年間を対象期間とする新たな計画策定を現在、進めている。
同計画の中間案によると、65歳以上の高齢者人口は26年度で1万2237人、総人口に占める割合は34・1%に達すると見込んでいる。22年度に2378人だった要介護認定者については、26年度で2691人に増えると推計している。
介護保険サービス利用者については、22年度の2005人から26年度には2267人に増加。要介護認定者へのアンケート調査では、サービスを現在、利用していない人も今後は利用を希望している人が多いという結果も出ている。
重点課題は、介護サービス基盤の整備推進など5項目を挙げている。
施設整備に関して中部圏域では25年度に小規模多機能型居宅介護施設(定員25人)と認知症対応型共同生活介護施設(同18人)、西部圏域では26年度に小規模介護老人福祉施設(定員16人)と小規模多機能型居宅介護施設(同25人)の整備目標が掲げられている。
中間案の意見は、窓口への持参か郵送、ファクス、メールで受け付けている。窓口と問い合わせは市高齢者介護課高齢者福祉担当(電話42・3280代表)へ。