2011.10.05pickup01

3町が〝独自施策〟を報告

山家地域総合振興計画Ⅱ策定会議 事例発表会で

山家地域総合振興計画Ⅱ策定会議

上原町は地元に伝わる昔話の紙芝居も上演した(鷹栖町で)

鷹栖町の市基幹集落センターで2日、「いきいき山家つくり」をテーマにした事例発表会が行われ、山家地区の3町区で独自に取り組まれている活動の様子などが報告された。

この発表会を主催したのは山家地域総合振興計画Ⅱ策定会議(谷口和紀委員長)。一昨年に発足した同会議は、地域振興策を検討している。山家地区の町区単位で行われている先進的活動を参考にしながら、今後の活動につなげていくことなどを目的に今回の発表会が企画された。

発表会で初めに報告したのは和木町。「子どもの声が聞こえる町」にするため、平成19年度から住民挙げて取り組みを進めた結果、同町に3世帯(大人6人、子ども7人)がIターン、1世帯(大人2人)がUターンするといった成果があったことを荒木裕幸自治会長が説明した。

続いて、戸奈瀬町営農組合の広瀬泰千組合長らが平成7年度から国道27号沿いに開設している農産物直売所の運営状況などについて報告した。

3番目の報告内容は上原町の紙芝居サークルについて。地元に残る昔話の継承を目的に平成19年から活動を始め、これまでに4編の紙芝居を作ったことを風本昇代表が説明した。そのうちの1編「上原村の正福寺の話し」が上演された。

休憩を挟み、福知山市の「雲原砂防イベント実行委員会」事務局長の木村輝幸さんによる講演「水車づくりから地域協働へ」も行われた。

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