親子110人が「収穫の秋」体験
JA「農のふれあい教室」で
中丹地域に住む親子ら約110人が23日、高津町内にある田畑で春に植えたサツマイモと稲の収穫を体験した。
この日、行われたのはJA京都にのくにの農産物直売所「彩菜館」運営協議会などによる「農のふれあい教室」。消費者と生産者との交流を目的にした同教室は、平成20年から同JA管内の3市で実施されている。
今年は綾部が会場となり、5月末に行われた1回目の教室で、参加した親子らはサツマイモのつる挿しと田植えに取り組んだ。8月の2回目の教室ではサツマイモ畑の草取りのほか、田んぼや川に住む生き物の生息調査をした。
3回目の教室となったこの日は、台風15号の影響で心配されていた天気も回復。参加者たちは午前中、サツマイモ畑でスコップなどを手に芋掘りをした。昼食時には新米で作ったおにぎりを味わった。
4回目の教室では、11月12日から「彩菜館」3店で開催されるイベントに参加し、餅つきや販売体験をする。