火文字で被災地復興を祈願
「向田観音祭」協賛行事で奉灯
向田町の延長約1・4㌔にわたる田んぼの法面(のりめん)に17日夜、恒例の火文字が見事に浮かび上がった。
「向田観音祭」の協賛行事である火文字奉灯で、住民たちで組織する実行委員会が毎年行っている。17回目となる今年は「がんばろう日本 奉灯 向田かんのん」の文字を表現し、東日本大震災で甚大な被害のあった被災地の早期復興を願った。
午後7時半に打ち上げ花火で火文字の点火を告げると、灯油が入った空き缶約1千個に25人の住民らが火をつけていった。長福寺の観音堂では、祭礼踊りや本尊ご開帳、護摩供養が行われた。