2011.07.11pickup01

綾高、塔南下し初戦突破

高校野球京都大会 シード校を接戦で

2回戦は13日に太陽が丘で南京都と

高校野球京都大会

綾部―塔南 6回裏綾部二死三塁で打者植田への投球がワンバウンドし捕手が後逸。三塁走者の梶原が生還する(宮津市民球場で)

第93回全国高校野球選手権京都大会(府高校野球連盟など主催)の1回戦で綾部は10日、シード校の塔南と宮津市民球場で対戦。中盤まで「0」が続く息詰まる投手戦を制した綾部が1―0で接戦を制した。綾部は13日午前11時半から、宇治市の太陽が丘球場での南京都との2回戦に挑む。

緊迫した試合は6回裏の綾部の攻撃で均衡が破れた。2本の安打に犠打をからめて2死三塁とし、5番の植田が四球。四球となった投球はホームベース手前でワンバウンドしたため捕手が後逸し、三塁走者の梶原がホームインした。

綾部は守備も堅実だった。5回表2死一、二塁で塔南の1番打者が中前打を放った際、中堅手樅山と遊撃手堀が連携した素早い返球で、二塁走者を本塁寸前でアウトにした。

初戦の勝利に蒲田直樹監督は「ピッチャーを中心に選手たちがよくやった。私は何もしていないといっていいくらい」とナインをたたえた。

10日は日曜だったこともあり綾部から多くの人たちが応援に駆け付けた。綾高野球部保護者会(中村暁生会長)から100人を超える応援団のほか、昨年までユニフォームを着ていた先輩の部員や綾高の現役生徒たちも終始、選手たちに大きな声援を送っていた。

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