2024.12.25pickup01

消火栓 いざという時使える?
資機材老朽化や人材不足に課題
市議会でも支援強化求める
神宮寺町の火災を教訓に
「模擬消火栓」の活用を
マニュアル作成も検討

市内では今年、建物火災が前年比5件増の9件と急増している中、市議会12月定例会の一般質問では、梅原哲史議員が9月10日の神宮寺町での火災とその後の綾部地区自治会長会での声を取り上げ、地域住民による初期消火活動の重要性に言及。「消火栓ボックスの維持管理は自治会で」「消火栓は訓練では使用しないで」などとする市消防本部の見解に「これでは初期消火の役割を果たすのが非常に難しい」と指摘したところ、市消防本部は「消火栓を使用した消火活動を安全に実施していただけるようマニュアルの作成を検討したい」などとした。 
消火栓の開栓や高水圧の送水を模擬体験できる機材として手作りされた市消防本部の
「模擬消火栓」。訓練時にはポンプ車からホースをつないで送水して使用する(味方町で)

※詳細は紙面で。

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