2021.03.22pickup02

里山の魅力伝える講師募集
里山ねっと・あやべ
28日に希望者向け説明会

 鍛治屋町の市里山交流研修センターを運営するNPO法人「里山ねっと・あやべ」(高倉武夫理事長)が新たに、1~5人の少人数向けの体験プログラム「里山のたんす」を企画した。事前に用意した様々な講師の体験プログラムの中から気に入ったものを選べる「オーダー型」の体験予約システムが特長。同法人は、来年度の本格スタートに向けて広く講師を募集している=写真はチラシ。


 同法人の従来の体験プログラムは、団体合宿に合わせて職員が講師を務めたり、企画者側が日程を指定したりするのが通例だった。


 しかしコロナ禍を受け、マイクロツーリズム(自宅から1~2時間で行ける範囲の旅行)やワーケーションの需要が高まってきた。団体よりも個別対応が求められる状況となり、一人からでも里山の「人」と「自然」の魅力を体感できる体験プログラムを用意することにした。


 具体的には、市の「里山魅力発信事業」の一環として今年度に「第1期」の講師11人を登録し、自然散策や地域の歴史解説、竹とんぼ作り、日帰りアウトドア入門など21のプログラムを用意。4月以降の本格スタートに向けて第2期として更に多くの講師を募ることにした。


 登録無料で、講師の年齢、性別は不問。プログラムの種類や内容も幅広く受け付ける。同法人では「多くの方々に講師として登録いただくことで、参加者に提供する〝引き出し〟を増やしていきたい」としている。


 同法人は、28日午後1時から同センターの森もりホールで、講師募集の説明会を開催する。定員20人で事前予約が必要。また説明会以降も個別の相談会を実施していく。

 問い合わせは同法人(電話47・0040)へ。

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