「ものづくり」の見識深めたい
山崎市長が日東精工を視察
山崎善也市長は22日、市商工観光課の職員らとともに日東精工(本社・井倉町、塩田展康社長)の工場などを視察した。東証一部上場企業である同社の事業内容を聴くことを通して、「ものづくり」に対する見識を深めるのが狙い。
山崎市長は、本社で同社の概要の説明を受けたあと、延町の制御システム事業部を訪問。同事業部の足立由紀夫副事業部長から、粘度の高い液体用の流量計の製造工程について話を聴いた。
その後、工業用ねじを製造している下八田町の八田工場へ。同工場では、ファスナー事業部の村上正一副事業部長の案内で携帯電話やデジタルカメラなどに使用される精密ねじの製造工程を丹念に見て回った。
八田工場の見学を終えた山崎市長は、「地域に根ざしながらも国際競争力をつけようと、創意工夫をしておられる様子を見て、頼もしく感じた」と感想を話していた。
最後に山崎市長は産業用機械を製造している城山町の城山工場を見学した。