2018.07.09pickup

市内に甚大な被害

豪雨災害

上杉町施福寺で3人犠牲

 

豪雨災害

土砂崩れが民家を直撃して3人が死亡した現場を視察する西脇隆俊知事(左から2人目)=9日午前9時ごろ、上杉町施福寺で

梅雨前線の停滞により綾部市内では5日から雨が降り続き、7日深夜には「大雨特別警報」が発表された。死者3人が出たほか、各所で建物の倒壊、浸水、道路の寸断、交通機関の運行休止など大きな被害が出た。市庁舎内に設置された市災害対策本部は、7日午前0時35分に市内全世帯に対して避難勧告を発令。同1時45分には避難指示に切り替え、57世帯、111人が13カ所の施設に避難した。予定されていたイベントなども軒並み中止となった。(3面、4面に関連記事)【本紙取材班】

この大雨によって上杉町施福寺地域では土砂崩れが発生。民家の裏山が崩れて土砂が民家を直撃したと7日午前4時半過ぎに住民から市消防本部に通報があった。2世帯の民家3棟が倒壊し、行方不明となった住人4人のうち男性1人は救出されたが、倒壊した家屋の中から3人が8日に相次いで発見され、いずれも死亡が確認された。

被害を受けた民家のうち1軒は、建物本体が土に埋まり屋根部分が家の前の市道に押し出される形で倒壊していた。現地では同本部が府を通じて派遣要請をした陸上自衛隊や綾部署、市消防本部が合同で捜索活動を行った。

大雨による被害状況について同本部によると、建物の倒壊4棟、半壊2棟、一部損壊3棟、床上浸水34棟、床下浸水72棟、土砂流入7棟、市道の通行止め17カ所、農地や農業用施設への被害99件など。文化施設では、味方町の斎神社が全壊し、私市円山古墳の法面が崩れるなどした(8日正午まとめ)。

停電した世帯もあった。7日午前11時過ぎには於与岐町などで約260戸のほか、旭、舘、豊里を含めた各町で合わせて約290戸に上った。於与岐町は電気だけでなく、水道や通信も止まるなどした。

道路への被害では、十倉名畑町の府道小浜綾部線の交差点が冠水して通行止め。旭町の府道高津旭線(広域農道)や小呂町の小呂峠(府道綾部大江線)、府道綾部大江宮津線の今田町付近、白道路町の関西電力変電所付近などが倒木と崩土によって通行不能になった。

※記事の一部を抜粋。詳細は紙面で。

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