2013.11.08pickup01

10日に金刀比羅大祭

佃町の桑迫三男さん宅で

建田のこんぴらさん

 口上林地区の佃と忠、武吉の3町区で受け継がれ、「建田(たった)のこんぴらさん」の呼び名で親しまれている「建田宝永講社の秋季大祭」が10日、今年の講元である佃町の桑迫三男さん(85)宅で行われる。

 江戸時代に幕府に直訴して圧政から村を救った三義人の偉業と神のご加護に感謝して、1千年続けられることになっている秋季大祭は今年で305回目になる。

 桑迫さん宅は近所に民家がかたまっていないひっそりとした場所であるため、「こんぴら様をにぎやかにお祭りしたい」(桑迫さん)という思いで1年間、夜間に自宅の外に26個の提灯(ちょうちん)を灯(とも)し続けてきた。

 提灯の中には今秋襲来した台風で吹き飛ばされて電球だけになったものもあるが、それでも灯を消すことはなかった。

 桑迫さん宅では10日午前6時に「遥拝式」をして参拝者を迎える。家内安全や交通安全を祈願した守護札を授与するほか、参拝者の先着1千人に紅白の餅をふるまう。

 更に桑迫さんの親戚(しんせき)の桑迫仁志さん=浜松市=から贈られてきた樽酒を、車を運転しない人たちに接待することにしている。

 午後4時ごろに「戸渡式(とわたししき)」を行って、こんぴらさんのご神体が次の講元となる忠町の角山国男さん宅に引き継がれる。

写真説明:講元として1年間、自宅にこんぴらさのご神体を祭ってきた桑迫さん(今年1月、佃町で)  

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