「一丸となって全力を尽くします」
市女性消防隊
全国操法大会控え壮行会
第21回「全国女性消防操法大会」を6日後に控えた11日夜、同大会に府代表として出場する市女性消防隊(出口由美子隊長、11人)の壮行会が味方町の市消防本部で、上原直人副市長や高倉武夫・市議会議長、市消防本部と市消防団の関係者らが出席して行われた。
綾部市から同大会に出場するのは19年ぶり。今年5月に基礎訓練を始めた隊員たちは、7月からは週2回、里町の市水道事業所の敷地内で軽可搬ポンプ操法訓練を重ねてきた。
冒頭であいさつした上原副市長は、男性の消防団同様に厳しい訓練に励んできた隊員らをたたえるとともに、「長期にわたる訓練の成果と結束力は、必ず好成績につながります」と激励した。
訓示を述べた市消防団の西安榮樹団長は、隊員たちにあえてプレッシャーをかけない言葉で「本番では開き直って、気楽な気持ちで、余計なことを考えずに臨んで下さい」と思いを語った。
最後に決意表明をした出口隊長は、応援者、支援者に感謝しながら「訓練の成果をいかんなく発揮し、笑顔で市民のみなさんにご報告できるよう、隊員一丸となって全力を尽くします」と力強く述べた。
17日に横浜市で開催される全国女性消防操法大会では、47都道府県の代表チームが、軽可搬ポンプ操法の技術を競う。