今年も伝統の奉納相撲
栗町の若宮神社の例祭で
栗町の澤神社境内で7日、地元の小学生たちによる奉納相撲が行われた。奉納相撲は、同神社にある若宮神社の例祭と併せて毎年9月に実施されている伝統行事。
かつて奉納相撲に参加できるのは青年男子に限られてきたが、昭和30年代からは参加対象が男子小学生に代わり、数年前から女子小学生も加わるようになった。土俵は毎年、同町の殿貝地区の住民たちが整備している。
この日は、まず若宮神社の社殿で栗区の役員や自治会長らが参列し、奈島正倫宮司によって厳かに神事が行われたあと、奉納相撲に。今年は13人が参加した。
小雨が降る中、ズボンの上に回しを着けた子どもたちは、「ハッケヨイ、ノコッタ」の合図とともに土俵上で熱戦を展開。トーナメント戦に引き続き、勝ち抜き戦にも挑んだ。
この日は、10月21日に大相撲綾部場所を開催する実行委員会の役員らも奉納相撲を見学した。